中古ドメインを利用する最も大きな理由は、もともと付いている被リンクを活かしたドメインパワーにあります。
ですが、一口に被リンクと言ってもその質は千差万別。
このページでは、そんな被リンクの質を判断する方法をご紹介します。
被リンクの質を判別する2つのツール
被リンクの質を判断するには、以下の2つのツールが活躍します。
- aHrefs
- Majestic
どちらのツールも有料ツールとなっていますが中古ドメイン収集には欠かせないツールですので、どちらか片方だけでも利用しておきたいです。
aHrefsで被リンクの質を判別する方法
まずはaHrefsで被リンクの質を判断する方法から見ていきましょう。
aHrefsの基本的な使い方については『aHrefsの使い方マニュアル』で紹介しています。
アンカーテキストを確認
aHrefsのSite Explorerにアクセスし、調査したいドメインを調べてみましょう。
「http+https」や「*.domain/*」の部分は触る必要はありません。
Overviewが開かれますので、左側のメニューのAnchorsをクリックします。
これで対象ドメインのアンカーテキスト一覧が表示されます。
アンカーテキストにスパム要素はないか?
アンカーテキストで確認するのは、スパム要素がないかどうか?ということです。
中国語でのアンカーテキストが入っていたり、ツールで生成したような意味不明な文字列のアンカーテキストが含まれている場合にはスパムだと判断できます。
また、ブランド名でのアンカーテキストや「バイアグラ」「アダルト」などのアンカーテキストが付いている場合もスパムの可能性が高いドメインです。
その他にも、アンカーテキストの言語がバラバラだったり、アンカーテキストの内容に関連性がない場合はスパムを疑ったほうがいいでしょう。
被リンクを確認
被リンクはBacklinksから調べることが可能です。
中古ドメインの被リンクを調べる際には、同一ドメインからの被リンクをまとめるOne link per domainに切り替えて、リンクタイプをDofollowにしておくのがおすすめです。
どこに被リンクが当たっているか?
まずは対象ドメインのどこに被リンクが当てられているのか確認しましょう。
トップページに被リンクが集中している場合には運用しやすいですが、個別ページに被リンクが分散している場合にはリダイレクト処理などが必要に応じて必要となり、相対的に運用が難しくなります。
どこから被リンクが当たっているか?
次に、どこから被リンクが当たっているのか確認することも重要です。
サイトの個別ページから当たっているのか、それともサイトのトップページから当たっているのかによって評価も変わります。
また、その被リンク元のドメインの強さ(DR)、被リンク元ページの強さ(UR)などもチェックしておくといいでしょう。
併せて被リンク元のページタイトルも確認すると、なお良いです。
アンカーテキストは自然であっても、中国系スパムサイトから被リンクが当たっていることもあるので、ここでもスパムの可能性を疑いましょう。
さらに念入りに確認したい人は、被リンク元サイトのページにアクセスして確認するのも有効です。
コメント欄などからの被リンク・ツール生成された記事からの被リンクなどであればスパムの可能性が高いですので、そういったところも加味して判断してください。
Majesticで被リンクの質を判別する方法
次に、Majesticで被リンクの質を判断する方法を見ていきましょう。
Majesticの基本的な使い方については『Majesticの料金プラン解説と使い方』で紹介しています。
アンカーテキストを確認
Majesticにログインし、調査したいドメインを調べてみましょう。
アンカーテキストをクリックします。
これで対象ドメインのアンカーテキスト一覧が表示されます。
アンカーテキストに使われている文字が多いほど、文字が大きく表示されます。
アンカーテキストにスパム要素はないか?
アンカーテキストで確認するのは、スパム要素がないかどうか?ということです。
中国語でのアンカーテキストが入っていたり、ツールで生成したような意味不明な文字列のアンカーテキストが含まれている場合にはスパムだと判断できます。
また、ブランド名でのアンカーテキストや「バイアグラ」「アダルト」などのアンカーテキストが付いている場合もスパムの可能性が高いドメインです。
その他にも、アンカーテキストの言語がバラバラだったり、アンカーテキストの内容に関連性がない場合はスパムを疑ったほうがいいでしょう。
被リンクを確認
被リンクは被リンクのタブから調べることができます。
中古ドメインの被リンクを調べる際には、有効な被リンクのみを絞り込むためにフォローのなかにあるDo Followをクリックしておきましょう。
どこに被リンクが当たっているか?
まずは対象ドメインのどこに被リンクが当てられているのか確認しましょう。
トップページに被リンクが集中している場合には運用しやすいですが、個別ページに被リンクが分散している場合にはリダイレクト処理などが必要に応じて必要となり、相対的に運用が難しくなります。
どこから被リンクが当たっているか?
次に、どこから被リンクが当たっているのか確認することも重要です。
サイトの個別ページから当たっているのか、それともサイトのトップページから当たっているのかによって評価も変わります。
また、その被リンク元のドメイン・ページの信頼度(トラストフロー)、被リンク元の被リンクの量(サイテーションフロー)などもチェックしておくといいでしょう。
併せて被リンク元のページタイトルも確認すると、なお良いです。
アンカーテキストは自然であっても、中国系スパムサイトから被リンクが当たっていることもあるので、ここでもスパムの可能性を疑いましょう。
さらに念入りに確認したい人は、被リンク元サイトのページにアクセスして確認するのも有効です。
コメント欄などからの被リンク・ツール生成された記事からの被リンクなどであればスパムの可能性が高いですので、そういったところも加味して判断してください。