中古ドメインの中には、当たりの中古ドメインもあればハズレの中古ドメインも存在します。
100%当たりを引くことは難しいですが、それでもきちんと中古ドメインを見分けることができれば、当たり中古ドメインを引く可能性をグッと高くすることが可能です。
中古ドメインの見分け方
ワンオーナーの判断
ワンオーナーの中古ドメインでなければ上がらないということはありませんが、誰かが取得して手放した中古ドメインよりもワンオーナーの中古ドメインのほうが当たりである可能性は高いと言えます。
何故なら、誰かが取得して手放したということは、言い換えれば上がらなかったから手放したと判断できるためです。
また、その前オーナーがブラックSEOを駆使して自演リンクを多発していた可能性も考えられます。
そのため、可能なら運営履歴が汚れていないワンオーナーの中古ドメインを利用したいところです。
ドメイン転生では、そんな中古ドメインの運営履歴を一覧表示してひと目で確認することができますので、ワンオーナーかどうかの判断も容易に行なえます。
スパムドメインの判断
たとえワンオーナーだったとしても、スパムサイトとして利用されていたドメインならば中古ドメインとしての価値はありません。
スパムサイトかどうかは取得前にある程度判断がつきますので、必ずチェックしてから中古ドメインを取得するようにしましょう。
被リンクの質を見る
中古ドメインを利用する1番大きなメリットは、元からついている被リンクの評価を受け継ぐことができる点にあります。
そのため、中古ドメインを精査する際には被リンクの質を確認することは必要不可欠です。
- どんなサイトからリンクを受けているのか?
- どんなアンカーテキストで受けているのか?
ということをしっかりと確認し、質の高い被リンクを持っている中古ドメインを取得しましょう。
公共リンク付き中古ドメインの探し方
先にお伝えしたとおり、中古ドメインの最大の魅力は被リンクです。
その被リンクの中でも、特に強力な被リンクが公共リンクです。
政府機関や教育機関からの公共リンクが当てられた中古ドメインは簡単には探し出せないと思っている人も多いかと思いますが、ドメイン転生ではそちらの探し方についても紹介しています。
外部ツールの使い方
中古ドメイン精査に外部ツールを取り込むことで、さらに精査の精度が上がり、当たりドメインに近づくことが可能です。
現状SEOツールは数え切れないほど存在しますが、中古ドメイン精査という観点で見ると、最低限以下の4つのツールの使い方は覚えておきたいところです。
- ウェイバックマシン
- aHrefs
- Majestic
Google検索で中古ドメインを精査する方法
Googleは無料で使える中古ドメイン精査ツールですので、ぜひとも利用してください。
中古ドメイン精査で使うのはGoogleの「site:」コマンドオプションです。
site:とは、「site:ドメイン」で検索すると、そのドメインのおおよそのインデック数が確認できるGoogleの検索機能のことです。
実際にorank.jpをsite:で検索してみると、177件のインデックスがあることがわかります。
中古ドメイン精査で知りたいのは、以下の2点です。
- インデックスが残っているか?
- インデックス数が多すぎないか?
インデックスがきちんと残っている場合には、少なくとも対象ドメインがペナルティを受けていることはありませんので取得ドメイン候補に分類できます。
逆に、インデックス数が数万件あるような場合には、大量ページスパムの可能性が高いので取得ドメイン候補から外します。